私くらいの年齢だと、鈴木英人さんは「FMステーション」の表紙、付録のカセットレーベルでおなじみと思います。(若い人にカセットレーベルと言っても「は?」て言われそうですね。。)
昔(80年代初頭~半ばごろ)までの音楽メディアはまだカセットテープが主流でした。(私が初めてCDを買ったのは85年で、邦楽より洋楽のほうが比較的価格が安かった記憶がありますが、それでも1枚3,200円くらいしていました。 ちなみにその時買ったのは映画「Footloose」のサウンドトラック盤でした。)
もとい、、鈴木英人さんを知ったのはそのころで、ポルシェ・スピードスターやアメリカ車をモチーフにしたシルクスクリーン版画は、まだまだ庶民にはアメリカ旅行が高嶺の花だったこともあり、アメリカやヨーロッパへの憧憬を大いに掻き立てるものでした。
まあ実際のところはといえば、版画の色が鮮やかな分、本物のアメリカの風景は(当然ながら)色的にくすんでいて、やはり私の憧憬は版画の中の世界でしかなかったことを思い知らされた次第です。
画像は、90年代になってから購入した版画集です。
当時、逗子マリーナ内に鈴木英人さんのアトリエを再現したような場所があり、そこで購入しました。
Light Force画集にはCD-ROMが付いていましたが、無くしました。
現在は鈴木英人さんの作品はWebsiteでも見られます。 近年は日本の風景も多数作品として出しているようです。
70歳を越たくらいの年齢になられたと思いますが、まだまだ精力的に創作活動をされています。
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